川口市「四誠館」で剣道の稽古していたのは約50年前、当時は道場が無く冬でも霜柱の土間で稽古しておりました。
館長は高橋四郎氏(九州出身)、剣道は剣の理法の修練による人間形成の道であると。
嘘や誤った行動がお嫌な竹を割ったような先生でした。
剣道場を建設に当り私財を投じ現在の道場を完成しました、私も微力ながらお手伝いさせていただきました。
今の館長は高橋新平氏で当時のメンバーが運営を支えております。
 (今年話題になった半沢直樹のテレビドラマシーンの中で、四誠館が剣道稽古場面で何度か撮影に使用されました。)

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 孫に誘われ剣道の練習を最近再開することになりました。
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剣道は仕事の関係で長いブランクがありましたので、防具は天上裏に永い間眠っていました。
剣道を始めることりなり、息子も昨年から稽古再開し4段を取得しました。
私の剣道防具は浦和区にある鈴木剣道具店で35年前、伝統工芸技術を継承している鈴木謙伸氏作で高級手刺防具です。多分この漆塗り防具は孫まで使うことが出来ると思います。

 剣道は子ども達の健康管理と礼儀正しく、躾を身につけようと思いチャレンジさせました。
息子三兄弟が初めて竹刀を持ち練習を開始した時期は、長男が小学校4年、次男が2年、三男は1年生です。
しかし、練習を開始して間もなく長男はネフローゼ(腎臓病)を患い、埼玉県小児医療センターへ緊急入院することになり、早々にリタイヤし6年間入院しました。その関係で現在の住居へ転居しました。
病院先生方の治療と妻が一生懸命に介護した結果回復しました。
病気の回復する見込みがあれば漢方薬、整体、指圧等、西洋医学と東洋医学の両方を何でも挑戦し執念で治したのだと思っています。
医大を目指しましたが今は患者さんの痛みの解る「ことぶき鍼灸接骨院」を開院中です。
次男は、大学まで剣道を続け三段まで段位を取得しまた。
三男は初段の段位を取得してから、高校から弓道へ鞍替えしました。市の剣道大会で何度も優勝した経験があったのに残念でした。
大学で弓道を続け全国大会が明治神宮で開催され出場することが出来ました。心身の鍛錬で「道」を究めることが出来るのであれば、どんな武道や芸術でも尊重することにしています。
子どもより孫に期待することが多い最近です。